BLOG2025/02/17
こんにちは 設計事業グループ イシダです。
仕事の事をブログに・・・となって、わたしは仕事で人に教えたり聞いてもらいたいような何かなどが無く、かといって自分が何かに優れていたり誇れる何かも特にないので、途端に書くことが出てこなくなりました。
わりと長い事考えた結果、個人的な仕事に関わる考えについて書いてみることにしましたが、
今度はまとまらなくなりましたので、もうそのまとまらない頭の中をそのまま書くことにしました。
人の印象は変わる事はよくありますが、
特に仕事においては私生活とは全然違うキャラになる人や、仕事と関係無い話をしていた時と、仕事を一緒にやる事になってからで印象が変わる人がいる気がします。
過去に先輩で「友人に仕事中の自分は見られたくない、キャラが全然違うから」と自覚している人もいました。
いる場所、環境、周囲の人に合わせてキャラ変する人はいるし、少なからず皆適応するために本来の自分とは違う自分を演じているのかもしれませんが、仕事の場合それに対する考え方や立場、やりやすさ、こだわりなども大きく関係している気がしていますし、ガラリと変わる人は変わるので面白いなあと思います。
だから、友人でも長い付き合いで仲がよくて色んな面を知った上で「仕事一緒にしたらしんどいな」って思う人がいたり、逆に一緒に働いたら面白そうって思う人もいるし、仕事でめちゃくちゃ尊敬しているけど友達にはなれないなって思う人もいます。
そこにはわたしの仕事への考え方などが大きく関係しているのだと思います。
わたしはバイトも含めると結構色んな仕事をしてきてますが、
これまで本当に数名ではあるのですが、「この人と一緒に働きたい」と直感的に思う人に出会ったことがあります。
この直感の相手は、一緒に働く事になってもはじめの印象から変わることがほとんどありません。
どの人も仕事能力がとても高いのはもちろん、人としても尊敬できる人ばかりで自分よりずっとずっと優れています。
頭の中を覗いてどういう思考回路なのか見たい気持ちでいっぱいだし、具体的に仕事を教わらなくてもその人がやっている事、考えを聞く事、仕事の仕方を見ているだけで「なるほど」とか「そうやればいいのか」とか学びになったり、すごすぎて今のわたしにはできないけどどうしたらそうなれるのか?とか考えたりと勝手に忙しいです。
そういう人に出会えると、その人の役に立ちたくてわたしのモチベーションは上がるし、だからパフォーマンスもあがるので相乗効果がすごいです。
これはある種一目惚れかのようですが、そういったものとも違う感じがします。
好きとかそういう感情とは違うというか・・・なんでしょう?憧れ?
でも、その人達はわたしにそんな風に思われていることは知らないと思いますし、伝わって欲しいとも思っていません。超絶一方的に、そしてこっそりとわたしが思っているだけです。
ん?なんだか改めて書くとちょっと気持ち悪い感じになっているような。しかも、もしかするとその人達はわたしを嫌いだったかもしれませんから、だとすると相手からしたら非常に迷惑な話ですね。まあいっか。
何で働くんだろうと疑問に思う人が世の中にはいるそうですが、働く・仕事をするという事はわたしにとってごく自然で当たり前のことで、特別なことではなく、そう言った事を考えたりする事もないくらいに自分の中に溶け込んでいるようです。おそらく家が自営業で飲食店だったので、小学生の頃から無給の最強コスパ労働力として店を手伝っていて(遊ぶ約束をしてくると怒られていた)、それはもう生活の一部でした。店に入れば働き手としての扱いの為、大人子供は関係なく、むしろバイトの方などへの方が両親は優かったです。
もちろん子供の時はイヤでイヤで仕方がない時もありましたし、何でわたしは友達と遊んではいけないのかと爆発したりもしてましたが、でももしかすると親の作戦だったのか、きっちりと仕事の役割をわけられていたので、忙しい時に役割を持つ人が抜けているとどうなるのかも想像できるし、こっちの事情はお客さんには関係ないしで結局休みの日はブー垂れながらも朝から開店準備をして店に出ていました。子供の頃の方がなぜ働くのかを考えていたかもしれません。
と、そういう色々があっても、仕事の中で不思議と自分の気持ちが上がる事があったりします。
例えば店の手伝いをしていた頃であれば、かつ丼盛り付ける時に鍋に一粒もご飯を付けないで乗せられたとか、出前おぼんは大きいものは数が少なかったので2~3個の注文なら数の多いおぼんを使いたいし1枚で済ませたいので、いかにうまく組み合わせて1枚に乗せるかとか、自分の頭の中でイメージした段取り通りにできたとか、電話でお客さんに怒鳴られた後に来店したお客さんがめちゃくちゃ優しかったとか・・・。数年前なら設計の各拠点からの売上金額の集計が1発で1円の狂いも無かったときなどは心の中でガッツポーズとか。
書けば書くほど些細・・・とてつもなく。でも仕事も日常生活と同じでその繰り返しなのだと思っています。
嫌々でもやってたら何かある時もあるし、すごい楽しみにしてたけど拍子抜けのときもある。
人も同じで他人や環境に不満はいうけど自分をどうにかするという考えにならない人もいるし、めいっぱい頑張っていて限界近いのに自分が悪いのかもしれないと自分の方向にばかりマイナスに考える人もいる。
できれば毎日楽しく充実した仕事がしたいけど、もしかするとそうではない日があるから充実の日が一層充実と感じるのかもしれないとか。そもそも仕事の楽しいって色々あるよなあとか。
そして楽しいとか面白いと思う事はあちらからやってくる時もあるけど、やりたい事だけやれるわけでもない。
でも結局いい事も嫌な事も嬉しい事も辛い事も全て日々の生活の一部で、だから自分で面白いと思えるように工夫したり、考えたり。
それは、どんなことでも誰でもやってる事だと思いますが、何でなんだろうと考えると、そうやって面白いと自分が思えていればやりがいとか達成感とかその先の結果に繋がっていきやすいし、思考継続がしやすくなるからかなと。
思考停止は楽かもしれないけどつまらない。
直感が働く相手は大人になり外で働けるようになって出会うようになったので、子供の頃はそういった経験をした記憶はありません。
社会に出て仕事への考え方・温度・スタンスが人によって違うことを知り、全員が同じになる事はとても難しい事も知り。
ガッカリした事も衝撃を受けた事もありましたし、自分のスタイルが少数派の職場の場合は自分がおかしいのではないかと思う時もありました。
でもたまに現れる直感が働く相手や、そういう事ではなくもう神様みたいなすごい人と出会えるようになったのも外で働くようになってからです。
そして、そういう事を考えだすと、結局のところ自分の心の持ちようって事になるのですが、考えていた事など通常時は何処かへ行ってしまうので、いちいち一喜一憂するのを止められず、まだまだ修行がたりない、というか修行は一生続きそうな予感です。
そんな日々の中で「この人と一緒に仕事がしたい!」と思える人と出会う事はかなりラッキーな事だったんだと思います。
その人の存在だけで「よしっ!」ってやる気出せる自分がいましたので。
若いころも仕事に対して色んな事を考えていた記憶ですが、未熟な頭で勝手に思い込んでいることや勝手に当たり前としていた事など、先輩、両親からもらった言葉や行動でハッとさせられた事が何度もあります。
ハッとだけでなく、自信満々で自分が正しい・あの人は間違っているとか、自分がすごくできていると盛大に語ったり思ったりしていた事が、自分なんて全然全く大した事ないと知った時の恥ずかしさ。書いてたら思い出してしまった、本当にいつまでも恥ずかしい。
そして今、年齢を重ね、若いころより少し経験値が上がったかもしれませんが、脳や体の瞬発力や対応力、処理能力は落ちていっていると感じています。
脳細胞が日々死んでくというのは本当なんだなあと思いながら、かといって身を任せているだけでは現状維持すらできないので、現実を突きつけられながらジタバタする日々です。
もちろん今でも人の言葉でハッとする事はありますし、昔より多少はましになったかもしれませんが、自分は成長した!とか間違っていない!と言えるかと言えばそんなこともありません。
だから特に迷う時、納得いかない時、すごく追い詰められている時など、自分と全然違う思考や感覚をしている人の意見を聞きたくなる時があります。
自分の考えに共感して欲しいというよりは、自分の考えの偏り、思い込み、角度、視野を確認したい、自分と全然違う思考の人には同じことで何が見えているかを知りたい、自分にない発想が単純に面白いというのと、時折、話を聞いていると自分の閉じられた感覚に少し隙間が空く感覚になる時があります。
でも、逆にさらに深い迷宮に迷い込むこともあるのでわりと賭けかもしれません。
そういえば、意見を聞きたいと思う相手は自分と全く違う思考の人なら誰でもいいわけでもないみたいなんですが、自分でもよくわかりません。
これもたぶん直感の相手なのだと思います。
人や物のせいにして時間を無駄にせず、体裁だけ整えるような本質的に意味の無い事や、思考停止でする仕事で時間を無駄にせず、せっかくやるなら何でも脳を動かして体を動かして、自分にとってでも誰かにとってでもいい、意味のある仕事・実のある行動ができて、憧れの皆さんへ一歩でも近づく仕事ができるようになりたい・・・
とは思っていますが、今のところ一生の修行をしても追いつける気がしないです。
あ、でも、それはずっと憧れられるってことだから、それはそれでいいかもしれないな。
ほんとうにまとまりませんでした。
書き終わりに近づき、ふと、これは自分に書いたのかもしれないと感じました。
もし未来で読み返す機会があったら、色々思い出しそうです。
ここまで読んでくださった方がもしいるのだとしたら、ありがとうございます。
それではまた✋
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