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EYECADを用いた配管製作図(スプール図)作成のご紹介

EYECADを用いた配管製作図(スプール図)作成のご紹介イメージ 技術情報2024/07/25

EYECADは日本国内で高い評価を得ているプラント配管に特化した3D CADです。

    プラントで使用される配管は、本数が非常に多く、設計された配管を製作図に落とし込むのはかなりの時間を要します。

    また、流体の種類によって、使用されるパイプや継手、バルブ類、保温材等も異なりますので、間違いのないように作図するのに神経を使います。

    下記にEYECADを用いた配管製作図の作成についてご紹介します。

     

    ① サービスクラス(配管スペック)を登録します。

      配管は流体によって使われるパイプや継手等が異なりますので、スペック・仕様のパターンセットを登録します。
      この流体にはこのパターンというように、そのパターンで使用するすべての配管パーツについて設定します。

     

      

     

    ② 配管モデルを作ります。

      この時、配管毎に①で設定したどのサービスクラスを使うかを選択します。
      サービスクラスを選択してモデルを作成すると、その配管モデルに使用されるパーツは設定したものが自動で採用されます。

     

      

     

    ③ 配管製作図(スプール図)を排出します。

      モデルがスプール図に変換されます。
      この際、製作に必要な材料の集計が自動で行われます。

     

      

     

    以上がEYECADを用いて配管製作図を作成する流れになります。

     

    サービスクラスを設定してモデルを作成すれば、製作図(スプール図)を排出する際には、

    サービスクラスで設定した通りの材料で自動集計され、1本ごとに手計算をする手間が省け、

    使う材料の間違いもありません。

    逆に言うと、はじめに行うサービスクラスの設定が非常に重要ということになります。

     

    EYECADは同じサービスクラスで多数の配管が存在する案件での使用が適しています。

    MIRAIZではEYECADを用いた配管製作図の対応が可能ですが、案件の内容やボリュームによって様々なリソースのご用意があります。

    ご要望に沿った形で対応ができるようご提案させていただきます。

    御用命の際はお気軽にお声掛けください。


    設計事業グループ/岡田



    TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)

     

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