技術情報2023/04/17
今回は、「3Dレーザー測定のデータ活用(一例)」をお話したいと思います。
装置、設備を設計(計画・検討)する際に図面が必要になってくると思うのですが、 「図面が無い・・・」「図面と現物が違う・・・」「図面との整合性を確認したいけど形状が複雑・・・」などのご相談をいただくケースがあります。 3Dレーザー測定にて取得したデータより、3Dモデリング・図面化することが出来ます。 複雑な形状で2D図面では分かり難かった形状も、3Dモデル化することで、形状をより簡単に把握することが出来ます。 その他、取得したデータは使用するソフトの形式に変換することにより、構造解析・配管や装置の搬入出ルート確認等の各種シミュレーションが可能となります。 また、取得したデータがあれば現場に行かずにパソコン上で現場確認をしているかのように使えますので、設備の管理・維持にもお役立ていただけます。
3Dスキャン測定は、小さな設備から大規模なプラントまで様々なニーズに対応しています。
非接触型の3Dレーザースキャナ―を用いて測定を行います。 取得したデータはX、Y、Z情報を持つ点の集まりで点群と呼ばれます。 点群データ編集(合成)を行うことにより、現場をリアルに再現出来ます。
目的に合わせた成果物を作成します。 また、点群データを使ったシミュレーションや3Dモデリング作成も行います。
現地調査(空間設備3Dデジタル化ソリューション)業務
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