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3Dレーザー測定に関してのお話(その2)

3Dレーザー測定に関してのお話(その2)イメージ 技術情報2023/02/13

3Dレーザー測定に関してのお話(その1)では、水や水溜まり、鏡やガラスなどが不得意とお話いたしました。

今回も、3Dレーザー測定の注意点に関してお話したいと思います。

それは「振動」です。とはいえ、振動があってもデータは取得できます。

しかし、振動がありますと取得したデータがブレてしまう可能性があります。

大げさに言いますと手ブレした写真をイメージしていただければと思います。

測定器設置場所の振動があまりにも大きい場合は、測定器自体が振動を感知して測定エラーとなる場合もあります。

また、測定器を設置する際に測定器に内蔵されている水準計にて水平出しを行うのですが、水平出しが困難となってきます。

上記の理由により、振動が無い場所や設備が稼働していない事が望ましいのですが、測定に合わせたタイミングで設備を止めるのは難しいと言ったケースも発生するかと思います。

そのような場合、測定対象物付近のなるべく振動がない所を探しながら測定器を設置する必要があるため、振動がある場所以外での測定を先行して行い、変則的にはなりますが別日で設備が止まる(止められる)タイミングにて測定を行うなどのご提案をさせていただき、振動を考慮して測定を行う場合もあります。

 

3Dスキャン測定は、小さな設備から大規模なプラントまで様々なニーズに対応しています。

 

【3Dレーザー測定】

非接触型の3Dレーザースキャナ―を用いて測定を行います。

取得したデータはXYZ情報を持つ点の集まりで点群と呼ばれます。

点群データ編集(合成)を行うことにより、現場をリアルに再現出来ます。

 

 

【情報成果物作成業務】

目的に合わせた成果物を作成します。

また、点群データを使ったシミュレーションや3Dモデリング作成も行います。



 

 

現地調査(空間設備3Dデジタル化ソリューション)業務

 

 

設計事業グループ

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