技術情報2022/05/26
関東近郊の製鉄関連の設備において経年劣化によるメンテナンスデッキの更新設計の依頼を承りました。
設備の状況として、建設当初から30年超経過していました。そのため、今日に至るまで
設備の部分改造を行っていたこともあり、現存する図面と大きく異なる部分がありました。
今後、設備を恒久的に維持していく為には、経年劣化による腐食の進んだ箇所を優先に、メンテナスンデッキの老朽化更新を図り、
安全面を向上させることが求められました。
まず、現場測定を行うに当たって、2つの課題がございました。
1. 高所であること。(地上高約6mの為人の手が届かいない場所が存在する)
2. 床が部分的に腐食していたため、立ち寄れない箇所が存在してる。(立ち入り禁止区域があり)
人が近傍まで近づけない場所もあった為、その課題を克服する為に、
測定機材を安全な場所に据、三次元測定を実施しました。
取得した点群データは、点群処理ソフト「InfiPoints」で編集処理を行いました。
設計を行うに当たって、今回2D-CAD(CADSUPER)にて行いました。
弊社は、必要に応じて 3D-CAD(iCAD/SX)にも対応可能です。
今回ご紹介した事案の様に、人が近づけない場所・老朽化による更新時期が迫られている様な事案は、
MIRAIZは、多くの実績と経験があります。
遠方地域においても同様のお悩みがありましたら、対応することが可能です。
3次元測定と3D-CAD(iCAD/SX)・2D-CAD を効率よく活用し、設計を進める事が出来ます。
また、必要に応じて強度計算の検証にも対応しています。
様々なご要望にお応え出来る様、MIRAIZは体制を整えております。
TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
設計事業グループ/北村 |