1. TOP
  2. INFOMATION(お知らせ/新着情報)
  3. 溶銑設備において設計のご依頼

INFOMATION(お知らせ/新着情報)

溶銑設備において設計のご依頼

溶銑設備において設計のご依頼イメージ 技術情報2022/06/09

東日本の製鉄関連工場内にある、溶銑設備において設計のご依頼を承りました。

【ご依頼内容要旨】
 ・老朽化に伴う、カバー(蓋)の更新設計
 ・外形寸法(概寸略)W6.8mxD2.9mxH1.5m
 ・総重量 約13ton

【設計注意ポイント】
① 経年により設置当初から改造が行われている箇所があった。
    そのたため、既設図面と異なる箇所を反映させる必要がある。
② 形状がドーム型形状であることまた、左右非対称の形状の為、2D図面のみでは反映しづらい点が生じる。
③ 施工性を考え、重心位置を割り出す必要がある。

【問題点を改善する為の対処方法】
 上記の注意ポイントを踏まえ、弊社が執り行った対処方法をご紹介いたします。
① まず、3D-CAD(iCAD/SX)にて形状作成しました。
    その後、3Dデータを元に、製作用図面とし板割展開図(2D図面)の作成も比較的に容易に行うことが出来ました。   
② 3Dモデルを作ったことで、重心位置の算出を求める事が出来ました。
  吊金具とカバー重心位置とのバランスを鑑みて不足分は、カウンターウエイトの重量の算出設計も容易に行うことが出来ました。

今回の様に、形状が複雑、重心位置の算出という様なお困りの場合には、3D-CAD(iCAD/SX)を用いることがとても有効だと考えます。
結果図面のトラブルも無く、品質の良い図面をお納めすることが出来ました。

MIRAIZは、製鉄所をはじめ、プラント設備の設計について多くの実績と経験があります。
今回は用いませんでしたが、3Dレーザースキャンと連携して測定から、設計を行うことも可能です。
遠方地域の皆様におかれましても、同様なお悩みを抱えていましたら、ご相談下さい。
様々な設計のご要望にお応え出来る様、MIRAIZは体制を整えております。

今回使用した主なCADソフト
3D-CAD (iCAD/SX)
2D-CAD(CADSUPER)

TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)




設計事業グループ/北村

pagetop