技術情報2023/08/18
東日本のエンドユーザー様向けに老朽化によるデッキ・架台更新の依頼案件になります。
今回の案件の問題点としては、以下の点がありました。
① 有用な現状図面が無く、すべて調査の上での作図となる事。
② デッキの腐食が激しく、立ち入る事の出来ない範囲がある事。
③ デッキのフロアが地上から高い位置にあり、直接の測定が困難である事。
この問題を解決するために、測定は3Dレーザ―測定を用いることにしました。
障害物が多い為、全てが綺麗に測定出来たわけではありませんが、
作図の大きな助けとなりました。
※ボルトなどの細かい物は測定しづらく、また死角となっている部分は不鮮明となりますので、
そういった部分のアナログ調査や既設図面(あれば)による確認が必要です。
その後、2D図面(CADSUPER)の作成を行いました。
製作図まで作成することができ、品質向上にも繋げることが出来ました。
今回は、3DCAD(iCAD-SX)を使用していませんが、
複雑な形状をしたものや配管設計などは、必要に応じて対応することも可能です。
この様にMIRAIZは、現地確認(3Dレーザ―測定)から3DCADを用いた設計、
製作図(2D図面)作成まで一貫して行う事が可能となっております。
御用命の際は、是非ともお声がけください。お待ちしております。
3D測定 2D作図
設計事業グループ / 在原
TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
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