技術情報2024/11/28
今回のご依頼内容は、東日本の製鉄関連設備における配管敷設工事の設計過程で、 3Dスキャナーで取得した点群データを使用して現状図を作成するものです。
点群データを「Infipoints」というソフトで寸法測定を行い、2D図面データを作成しました。 なお、3D測定では測定状況(方向や高さ等)によっては測定できない箇所があることがあります。 今回は、配管の下半分しか映らない箇所がありました。(資料①参照) このような状況で有効な寸法測定方法の一例を示します。 1.資料①の通り、配管の下半分しか測定出来ておりませんでした。 2.資料②の1→2の手順でコマンド円(3点)を使用して円を作成します。 3.作成後dxf/dwgにエクスポート可能でCAD上で確認が出来ます。(資料③参照)。 点群上での計測値よりも高精度な数値を得ることが可能です。
このようにMIRAIZでは誤差の少ない設計を心掛けております。 また、今回は点群データから寸法測定という方法を採りましたが、 弊社では点群データの3Dモデル化を行うことも可能です。
お客様のご要望に沿った形で、ご提案させていただきます。 ご用命の際は、どうぞお気軽にお声掛けください。
TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
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