技術情報2023/11/08
今回ご依頼頂いた内容は東日本の製鉄関連設備で、ダンパー管老朽化に伴う更新です。
現状のダンパー管を基本構造はそのままで更新となります。
設計に当たり何点か問題点がありました。
① 既設の現状がわかるものが組立図しかない。
② 堆積物がひどくまともに測定ができない。
上記を踏まえ3D測定を行う事になりました。堆積物がひどく人が近寄れない箇所、高い箇所にある物を
測定することが可能となります。
その後、点群データより測定を行い取合位置寸法などの採寸をすることが出来ました。
それを基に2D図面の作成を行いました。
既設との取合寸法も測定出来たことにより設計のミスも減り
品質の高い図面を作成することが出来ました。
3D測定を用いることについては、今回の様に人が近づけない様な場所でも、
安全且つ正確に測定する事が出来る最善方法だと弊社では考えています。
この案件については3DCADを使用しませんでしたが設計内容に応じて対応することも可能です。
今回は以上となります。
この様に、MIRAIZは現地確認(3D測定)から3DCADを用いた設計、製作図(2D図面)作成まで
一貫して行っております。
様々な設計要望にお応えできる体勢を整えておりますのでまずはお気軽にお声がけ下さい。
設計事業グループ/深澤
TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
|