技術情報2021/12/16
愛知県内の製鉄所にて 原料プラントの改造に伴う設計 のご依頼に対応しました。
古い設備のため、長年使われている間に改造が施されているなど、建設当初の図面と現物が一致しない可能性が高い設備でした。
改造設計のためには、まず現状を正確に把握する必要があります。
今回は現状と図面の差異を把握する手法として3Dレーザースキャンと3D-CADを活用することにしました。
まずは、3Dレーザースキャンで現状の情報を取得し、点群処理ソフト「InfiPoints」で編集処理を行いました。
並行して既設図面から3D-CADソフト「iCAD/SX」で設備のモデル化を行いました。
処理の終わった点群データに3Dモデルを取込み、比較することで既設図面と現状の差異を把握することができました。
これを元に改造計画を進め、現状に則した設計を行うことができました。
MIRAIZは、3Dレーザースキャンと連携して安全かつ迅速に既存設備を測定し、様々な設計要望にお応えできる体制を実現しております。
TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
設計事業グループ/石川 |