技術情報2023/03/01
・測定/撮影規模(目安): 約135m×145m ・作業員数: 2名 ・作業期間: 測定作業 約12時間 ・使用機材: Leica P40 / Leica RTC360
今回、貯蔵タンク設備の3Dレーザー測定を実施いたしました。 依頼内容は、「今回設置した設備を隣接する敷地にも配置出来るか検討したい」 「とある設備から今回設置した設備の位置関係やレベルを確認したい」とのことでした。 測定後のデータから貯蔵タンク位置、基準設備からのレベル、隣接敷地の計測などを行い、計測結果から施工計画図面と実際に設置された位置との差異を図面化、隣接敷地への設置検討に役立てました。 測定データは、依頼主からエンドユーザーへ納品する必要があるとのことでした。 その場合、測定をカラーにて依頼されることが多いのですが、この季節は早い時間帯で日が暮れてしまうため、色合いに不具合が出てくる可能性があります。 屋外で一日通して測定していますと、同じ測定対象物でも日中の明るさ(色合い)と夕方の明るさで、色に違いが出てしまいます。その様なケースが発生する恐れがある場合は、日が暮れる前に測定を終了し、続きを後日に行うなどのご提案・ご相談を行いながら測定を実施しております。
3Dレーザー測定は、小さな設備から大規模なプラントまで様々なニーズに対応しています。
非接触型の3Dレーザースキャナ―を用いて測定を行います。 取得したデータはX、Y、Z情報を持つ点の集まりで点群と呼ばれます。 点群データ編集(合成)を行うことにより、現場をリアルに再現出来ます。
目的に合わせた成果物を作成します。 また、点群データを使ったシミュレーションや3Dモデリング作成も行います。
現地調査(空間設備3Dデジタル化ソリューション)業務
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