技術情報2023/01/30
測定/撮影規模(目安): 約50m×50m 作業員数: 2名 作業期間: 測定作業 約12時間 使用機材: Leica RTC360
今回は、排熱回収設備の3Dレーザー測定を実施いたしました。 依頼内容は、「装置の変形傾向と度合いを確認したい」とのことでした。 装置の変形を確認する箇所は打合せにて確定し、測定をいたしました。 測定対象物の変形確認する部分を数か所に分けて測定後、装置全体の測定も行いました。 装置全体の測定は、合成する為に必要となるデータ取得となります。 例えば車でいいますとタイヤ(部分)を測定しただけでは、測定したタイヤはどの車体 (装置全体)に、どの様な状態で装着されているのかまでは表現できないため、部分だけではなく装置全体を測定し、合成する必要があります。 合成したデータから、変形傾向と変形度合いを資料に纏め、納品いたしました。
3Dレーザー測定は、小さな設備から大規模なプラントまで様々なニーズに対応しています。
非接触型の3Dレーザースキャナ―を用いて測定を行います。 取得したデータはX、Y、Z情報を持つ点の集まりで点群と呼ばれます。 点群データ編集(合成)を行うことにより、現場をリアルに再現出来ます。
目的に合わせた成果物を作成します。 また、点群データを使ったシミュレーションや3Dモデリング作成も行います。
現地調査(空間設備3Dデジタル化ソリューション)業務
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