技術情報2023/06/23
測定/撮影規模(目安): 約30m×20m 作業員数: 2名 作業期間: 測定作業 約8時間 使用機材: Leica RTC360 使用ソフト:Cyclone REGISTER 360、Infipoints、AutoCAD
今回、タンクとタンクに付属する配管や周辺設備の補修および更新を行うための3Dレーザー測定を実施いたしました。 「長い年月使用しているため、タンク付属の配管が熱などの影響等で位置が変わっており、既設図面にて接続する配管を作成しても取付け位置が合っていないと思われる」とのことでした。 現場で設備を確認したところ、見た目で変形している事が分かる程でしたので、既設の図面通りに配管を製作しても接続は難しいと考えられました。 測定後、測定データからタンク付属配管の現状位置や形状を3DCADモデル化し、接続するための取合い位置などを図面化いたしました。 現物の変形により既設図面と現物が違ってしまっている、または図面が無い等の場合は3Dレーザー測定を行うことにより現状の状態を図面化することが可能となります。
3Dスキャン測定は、小さな設備から大規模なプラントまで様々なニーズに対応しています。
非接触型の3Dレーザースキャナ―を用いて測定を行います。 取得したデータはX、Y、Z情報を持つ点の集まりで点群と呼ばれます。 点群データ編集(合成)を行うことにより、現場をリアルに再現出来ます。
目的に合わせた成果物を作成します。 また、点群データを使ったシミュレーションや3Dモデリング作成も行います。
現地調査(空間設備3Dデジタル化ソリューション)業務
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