技術情報2023/05/22
測定/撮影規模(目安): 配管長約200m 作業員数: 2名 作業期間: 測定作業 約8時間 使用機材: Leica RTC360 使用ソフト:Cyclone REGISTER 360、Infipoints
今回は、ガス配管の更新を行うとのことで既設ガス配管ルートの3Dレーザー測定を実施いたしました。 「配管が高い位置にあり、人の手では計測できないため測定をしてほしい。」との依頼でした。 配管は建屋外にある架台上の取り合いから2mほど下がった位置にて建屋の中に入り、建屋の中をしばらく通った後にまた建屋の外に出て、そこから離れた工場まで延びるといったルートでした。 測定データの合成は、建屋の外と中を繋ぎ合わせる必要があります。そのため、互いの測定箇所から繋ぎ合せ対象となる形状が取得される様、考慮しながら測定を行いました。 測定データを合成後、配管図面を作成するためのデータを納品いたしました。
3Dスキャン測定は、小さな設備から大規模なプラントまで様々なニーズに対応しています。
非接触型の3Dレーザースキャナ―を用いて測定を行います。 取得したデータはX、Y、Z情報を持つ点の集まりで点群と呼ばれます。 点群データ編集(合成)を行うことにより、現場をリアルに再現出来ます。
目的に合わせた成果物を作成します。 また、点群データを使ったシミュレーションや3Dモデリング作成も行います。
現地調査(空間設備3Dデジタル化ソリューション)業務
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