技術情報2022/01/27
千葉県内の製鉄所にて 灰処理プラント改造設計 のご依頼に対応しました。
建設当初の図面が残っていないため、既存設備の情報を得るためには多くの現地調査が必要な案件でした。
設備としては、高所 且つ デッキが無く近寄れない場所もあり、手作業による測定は不可能な箇所がありました。
これらの理由から、3Dレーザースキャンの実施を選択しました。
結果、短時間で多くの情報を安全に精度よく取得することができました。
取得した点群データは、点群処理ソフト「InfiPoints」で編集処理を行い、その処理データを活用し設計を進めました。
取得した点群データを机上で測定し設計を進めることができるため、設計作業の効率アップだけではなく、
「現場に行く」という手間や「高所作業」というリスクを減らせるメリットも生まれます。
これにより、既存設備との干渉が無く、限られたスペースを効率よく活用するという高品位な設計を行うことができました。
MIRAIZは、3Dレーザースキャンと連携して安全かつ迅速に既存設備を測定し、様々な設計要望にお応えできる体制を実現しております。
TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
設計事業グループ/石川 |