技術情報2021/09/08
千葉県の製鉄所にて、高所堆積物の落下物防止に必要な設備(屋根)を改造設計する為の現場を調査しました。
使用機材はLeicaRTC360、当社スタッフ2名にて半日現場調査を実施しました。
測定現場は
足場の設置が難しく、暗所かつ地上4m程の高所であり、人手が容易に届かない環境でした。
当社の3Dレーザースキャン測定は、暗所/高所に限らず現場空間を丸ごとスキャンすることが出来るので
安全かつ迅速に必要な3Dスキャンデータ情報を取得出来ます。
取得した情報は点群データとなり、手元のパソコン内で現場を再現出来るようになります。
取得した点群データ情報はinfipointsを使い点群データ処理を実施、併せて3DCADモデルも作成し点群データ内へ取り込み既存設備との干渉確認を行います。
この工程を事前に行うことにより、正確な実施設計への計画や検討を行うことができ、再調査の手間や変更手戻りを最小限に抑える事が可能となります。
又、作成した3DCADモデルを2D図面へ変換し、実施設計(詳細設計)へ流用出来るのでその後の図面作成(組立図・詳細図)にも利用する事が出来ます。
現地調査(空間設備3Dデジタル化ソリューション)業務
MIRAIZは、『調査・設計・製作』の一気通貫の業務によりお客様のニーズをサポートして参ります。
設計事業グループ/佐藤 |