BLOG2023/04/25
園芸係の岡田です。
蘇る鉄、と書いてソテツ(蘇鉄)。
この名前の由来について、
「鉄を肥料にすると樹勢が増すため、枯れかかったときに鉄の釘を打ち込むことに由来する」
とWikipediaで紹介されていました。
真偽は分かりませんが、製鉄所のあるこの町には縁ある植物のように思えます。
2株のソテツ。昨年秋にMIRAIZにやってきました。
社員の方が、ご自宅のお庭のソテツを株分けして持ってきてくださったものなのですが、
今回、親株となったソテツの写真を提供していただきました❗
この親株の幹にできた子株を
鉢に移して、芽出しをして・・
昨年10月にMIRAIZにやってきたときは
こんな感じでした!
一冬を越して、ちょっときゅうくつそうなソテツ。
春の種まき時に鉢を一回り大きなものに変えることに。
鉢から取り出してみると・・・❗❗
なかなかにグロテスクなしっかりした根が現れました❗
前回、植え替えした桜とはずいぶん異なります。
新しい鉢に収まったソテツ。
ソテツの葉は、新芽が出てくる前に剪定し、年に一度、丸坊主にしてしまってOK❗
というアドバイスを別の社員の方からいただきましたので、
1株は茶色く変色していた葉を取り除いたところ、
イガイガのドングリのようにかわいらしくなりました。
もう一株は、葉がまだ青々しているので、優柔不断な園芸係は、切り落とすことができず、
いったん様子見を決め込むことに・・・。
ソテツや桜は、1シーズンで咲き切る花達と違って、年を重ねて育っていくもの。
今は鉢に収まる大きさでも、気が付いたら、大きくなったなあ、と
振り返るときがくるのでしょうか。今はまだその想像ができません。
旧社屋から引き継いだ桜も、立派な親株から分けていただいたソテツも、
MIRAIZの歩みと共に、ゆっくりでもしっかり健やかに育ってくれるようにと願うところです。
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