| BLOG2024/11/21
園芸係の岡田です。
MIRAIZ駐車場と歩道の境の植栽には2種類の木の主役がいます。
1種類は花日記でご紹介したことがある「ヤマボウシ」。
そしてもう一種類は「ソヨゴ」という木です。
どちらも雄株と雌株があり、雌株は秋に実を付けます。
MIRAIZのヤマボウシとソヨゴは各4本、すべて雌株。
可愛らしい赤い実がたくさんつき、冷え込むようになってきた空気の中で暖かな彩りを放っています。
 
今回は「ソヨゴ」のお話。
ソヨゴはモチノキ科モチノキ属の常緑木。
風に「そよぐ」ことからソヨゴと名前がついたそうです。
初夏には白い小さな花を咲かせるそうですが、写真で見ると控えめな目立たない花です。
私は今年も見過ごしてしまいましたが、毎年、赤い実は目にしているので、確実に花は咲くべき時期に咲いているのでしょう。
来年の開花時期には注意深く観察して、その花を見てみたいと思います。
MIRAIZの入口の際に植えられていた1本。
今年、思いがけない奇禍に見舞われ、傷ついてしまいました。
11月17日。
長らく痛々しい姿のままでしたが、思い切って鉢に上げることに。
社長がスコップで掘り起こし、地面から引き抜きます。
どこまで残すか悩んだ結果、ばっさり切断。鉢に収まりました。
ずいぶんと小さくなってしまいましたが、可愛らしくもあります。
このソヨゴが元気に育つとして、花が咲くまでにどのくらいかかるのだろうと思います。
ソヨゴはもともと乾燥して痩せた土地でも健気に育つたくましい性質を持つそうです。
別名を「ふくら」とも言い、当て字で「福良」とされ、縁起が良いとされます。
風水はで魔除けや厄除けの効果があるとも。
そんな良いことずくめのソヨゴです、挫けずに生き延びてくれるでしょう！
そして、ソヨゴの花言葉は「先見の明」。
先を見通す力、未来を見据える力。
ソヨゴもMIRAIZもきっとその言葉にあやかることができるでしょう！
入口際の鉢に上げたソヨゴのスペースに何が収まったのか・・・？
それはまた次の機会に！
この日は植栽全体の剪定も行いました。
BEFORE AFTER
  
ヤマボウシもソヨゴも伸び放題だったものがすっきり整いました。
コンパクトになった幹に栄養をぎゅっと蓄えて、一回りも二回りも大きく生長してほしいと思います。
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