| BLOG2023/11/30
こんにちは。
園芸係の岡田です。
11月25日、北風が吹き、急に冷え込みが厳しくなった一日。
昨年、MIRAIZで初めてプランターに種を撒いたのが10月22日。
それから約1年と1か月。
花栽培2年目のスタートです。
カサブランカの植え替え
春になかなか芽が出ず、花が咲くかどうかやきもきしたカサブランカ。
あきらめかけていたところ、立派な白い花を咲かせ、良い香りを漂わせてくれました。
咲いているのを発見した時の感動は忘れられません。
カサブランカは、花が終わった後、土の中で球根を育てるそうです。
そのため、花は受粉させずに早めに摘み取り、葉っぱや茎はそのまま残します。
葉っぱを残すことで、カサブランカは光合成をし、球根に栄養を蓄えます。
そして葉っぱが完全に枯れた頃に、球根を掘り上げ、土を入れ替えてやるのが良いそうです。
正しい手順としては、掘り上げた後、消毒液につけてから植え替えるという流れらしいのですが・・・今回は省略！
ごめんなさい、カサブランカ！
花が終わってから、ずっと放置してあったカサブランカ。
さあ、お待たせ！植え替えるよ！
・・・と鉢を持ち出しましたが、MIRAIZのカサブランカは葉っぱが青々としており、茎もしっかり！枯れていません・・・
こんなに元気なのに、引っこ抜いていいのかしら・・・
ためらいつつも、土をかき分けると、もじゃもじゃの根っこを生やしたユリの根が現れました！
球根は昨年より大きくなっているのでしょうか・・・？
大きさはさほど変わっていないように見えますが、しぼんだり水分が抜けたりはしていない様子。
きれいなイエロー。フレッシュな色合いに安心しました。
球根の上に出ている茎の部分を折り取ります。
ウィルスに感染する恐れがあるので、ハサミや刃物は使わないほうがいいとのこと。
球根をしっかり握り、茎をへし曲げます。
頑丈です・・・なかなか折れません・・・！
球根を破壊してしまうのではないかとおびえながら、あっちへ曲げ、こっちへ引っ張り、
何とか無事にぽきりと茎が取れました！
汚い根っこや破片を取り除いて、再び鉢の中へ。
  
すっかり土の中に落ち着いたカサブランカ。
また芽を出し、育ち、花を咲かせてくれるでしょうか？
これから長い冬眠・・・まずは無事に冬を越してね。
昨年の秋、まっさらな状態からスタートした花栽培。
今年は昨年のものを引き継いでの2年目です。
2年目の球根、1年分の経験・・・さてさて、今後の展開は如何に！？ |
