BLOG2023/07/03
こんにちは。梅雨らしく毎日蒸し暑くて、すでにばて気味の園芸係・岡田です。
人間には堪える湿度ですが、花達はなんのその!
特にペチュニアは元気です。(嬉しい!)
MIRAIZエントランスに配置した4つの鉢は、毎日、ぱかぱかと花が開き、次々につぼみが付き、
園芸係は目を細めて眺めています。
よしよし!しめしめ!!うはうは!!!
花栽培における「切り戻し」というテクニック。
「切り戻し」とは、花が少なくなってきたり、形が乱れ始めた時に、
思い切って全部の枝をばっさりと切ること。
目的は、株の大きさや姿形を整え、分枝を促して、もう一度満開を迎えるため。
また、風通しを良くして病害虫を予防するためでもあるそうです。
ネット上では、様々な切り戻しテクニックが公開されています。
・ペチュニアは切り戻してボリュームを出すべし!
・切り戻すと、脇芽が伸びてもう一度、花を楽しむことができますよ!
そういう情報を素直に受け入れて大胆に実行できない小心者の園芸係。
だって、今のままで十分きれいだし!
花、たくさん咲いているし、まだこのままでいいよね!
・・・と思っていたのです。
ネットだったり社員の方からだったり、日々、舞い込む「切った方がいいらしい!」情報から目を背けつつ、聞き流しつつ、よく咲くペチュニアに一人悦に浸っていました。
でも、やったほうがいいんだよね、きっとそうなんだよね、という揺れ動く気持ちもあり・・・
嫌なことを後回しにして、失敗するダメなパターンですね、これって。(反省)
6月28日。
「切っても大丈夫!」という強力な一言に背中を押され、まだ花がきれいに咲いている一枝を、パチリと切ってみました。
一枝、二枝と切っていくうちに、勢いがついて、どんどん切り進みます。
途中、どこまで切っていいのだろう?と不安に。
部分的に残そうか・・・?中途半端な考えがよぎりました。
でも、思いなおしました。それは不公平!
すべての株を平等に刈り込んだ結果、鉢の中の花の姿も、私の気持ちも、すっきりさっぱりしました!
切り戻し後の状態。切り口がまだフレッシュです。痛々しい・・・(泣)
果たして、今後、ちゃんと新芽が出てくるのか?花が戻ってくるのか?
切り戻しのタイミングや作法は適切だったのか?
切ってしまった後の鉢をのぞき込んでくよくよする園芸係です。
ただ、切ってしまったものは戻りません。
ごめん、ペチュニアよ。あとは、君に頑張ってもらうしかないのです。
新しい芽が、新しい蕾が、今日出るか?明日出るか?
ペチュニアの復活を心待ちに、じ~っと目を皿のようにして観察する今日この頃です。
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