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【MIRAIZの花日記】今年のネモフィラ

【MIRAIZの花日記】今年のネモフィライメージ BLOG2025/03/17

園芸係の岡田です。
MIRAIZのプランターは2022年10月、ネモフィラの種まきから始まりました。
あれから二度、花が咲いて種を採って、今年は三度目の春を迎えます。
2025年の春、MIRAIZのネモフィラは・・・元気がありません。

種まきは昨年11月4日。
今回はプランターに直播きではなく、区分けされているトレーに撒いてみました。


ネモフィラは移植に弱く、引き抜いて移動すると、なかなか根付かないのは経験済み。
区分けされたトレーの中で、ある程度根が回ってからプランターに移したらどうだろう!?
という発想からでした。

1週間ほどでちゃんと芽が出て、順調にぐんぐん生長!


本葉の出具合と年末までの日数をにらみつつ、12月15日にプランターに定植。


正直、トレーから出すのが大変でした。
育ちが遅く、ちゃんと根が回ってなかったのでしょう。
するりと抜けずに、ぼろぼろと崩れてしまったのです。
無理やり定植したものの、まだ小さな苗は弱々しく、これは失敗だったかな・・・(泣)
といっても、種を撒きなおすわけにも、やり直すわけにもいかず、そのまま突き進むしかありません。

定植したものの、なかなか大きくならず、うまく根付かないものが続出しました。
縮んで枯れていく苗、歯抜けになっていくプランター。
不思議なもので、育てようと躍起になっているプランターはどんどんダメになっていくのに、
他のプランターや鉢にこぼれていただろう種から芽が出たものは元気いっぱい。
本来のプランターの主である球根達がまだ休眠中であることをいいことに、
我が物顔でぐいぐい育ち始めます。


放置すると共倒れになってしまうのも経験済みです。
大きくなりすぎる前に、そっとすくい取って、歯抜けになってしまったネモフィラのプランターに何度も移植しました。
悪あがきとは分かっていましたが・・・結局、それらもうまく根付きませんでした。

寒さが戻ったり、暑いくらいの日があったり、でももう雪が降るような寒さはないよね、という予想から、
3月10日、軒下にかくまっていたプランターを表に出しました。


育ちが悪く、見栄えの悪いプランター。
日に当てたところで、ここから大きな生長は見込めないだろうな、と思います。
色々問題があったことは確かでしょうが、3年目になる花のお世話がおざなりになっていたという我が身の反省が大きく、
後悔することしきりです。
毎年咲く花であっても、今年のネモフィラは今この時だけ。
同じ花は二度と咲きません。
同じように育てても同じようには咲かないでしょうが、今年は色々良くなかった。
それだけは確かで、ネモフィラにも花が咲くのを楽しみにしてくれていた人にも申し訳なく思います。

そんな今年のネモフィラですが、表に出したばかりのプランターに一輪、小さな花が開きました。


貧弱な葉っぱの間からひょろりと茎をのばしてその先についた花。
かろうじて咲いた感じの小さな花ですが、その青さが目に染みました。
もりもり育ってこぼれるほどの花が咲けば、それはそれは誇らしく嬉しいだろうと思います。
でも今年のMIRAIZのネモフィラはこの現状が現実。
しょぼいけど寂しいけど残念だけど、ちゃんと受け止めなければなと思います。
こうすれば正解なんて確かなものはないと思いますが、あれこれ悩みながら模索を続けていきたいと思います!

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