BLOG2022/05/30
皆さんこんにちは
MIRAIZ株式会社、情報処理安全確保支援士の重田です。
前回は共通ロールについて、学習しました。
調査が思うように進まなかったので、気分を変えてPDBの切断方法を確認したいと思います。
※・ブログ内で記載されている内容を実行する場合は動作確認をし、自己責任の上で行ってください。
・当社は、当サイトのご利用によって生じたソフトウェアまたはハードウェア上のトラブルやその他の損害について責任を負いません。
・当サイトの情報は、予告または通知なしに更新または中止されることがあります。
目次
・PDBを切断してみる
・PDBの状態を確認する。
・XMLファイル、PDBファイルの確認
・まとめ
ーPDBを切断してみるー
PDBを切断する時に注意が必要な点は3つです。
・CDBで操作している
・PDBを切断する権限(SYSDBA、SYSOPER)を有しているか
・PDBがMOUNTED状態か
上記が確認できたら、UNPLUG INTO句を使用したSQL文を発行して切断します。
以下が操作結果です。
PDBの切断に成功しました。
二つの方法で切断をしましたが、違うのは出力先に指定したパスの拡張子です。
xml形式はメタデータのみを出力しているようで、高速で切断できました。
一方のpdb形式はxmlファイルに加えてデータファイルやウォレットファイル等を圧縮しているためそれなりに時間がかかりました。
ーPDBの状態を確認する。ー
PDBの切断は正常にできたようです。
さて、データベース上ではPDBの状態はどのようになっているのでしょうか。
切断したから、PDBは認識されない(情報は表示されない)のではないでしょうか。
実際に確認した結果が以下の通りです。
以外にも切断したPDB達が表示されました。
ただ、PDBそのものは切断されてしまい存在しないからかOPENの命令を発行してもMOUNTEDのままでした。
ーXMLファイル、PDBファイルの確認ー
無事にPDBを切断できて、めでたしめでたし…としたいのですが、出力したファイルも確認してみたいと思います。
指定した場所に作成されていますね。
これらのファイルを使用して再接続をするようです。
ーまとめー
注意点はあるものの、PDBの切断は簡単でした。
ただ、切断後もデータベース上では情報が残っており、「OPENしてるのにMOUNTEDのままで接続できない!」といった誤解を生んでしまう可能性がありますね。
今回知ることができてよかったです。
それでは、今回はここまで。
次回をお楽しみに!
|