BLOG2022/07/12
皆さんこんにちは MIRAIZ株式会社、情報処理安全確保支援士の重田です。 今回はアプリケーションコンテナの作成をしてみたいと思います。 ※・ブログ内で記載されている内容を実行する場合は動作確認をし、自己責任の上で行ってください。 ・当社は、当サイトのご利用によって生じたソフトウェアまたはハードウェア上のトラブルやその他の損害について責任を負いません。 ・当サイトの情報は、予告または通知なしに更新または中止されることがあります。 目次 ・アプリケーションコンテナとは ・アプリケーションコンテナの作成 ・作成したアプリケーションコンテナの確認 ・まとめ ーアプリケーションコンテナとはー アプリケーションコンテナとは、CDBの中に小さなCDBをもう一つ作るイメージです。(PDBのグルーピングと言った方が良いかも) データベースを運用する時に、PDB事に全く同じデータを作成していることがあります。(例えば市町村などのマスタ情報を各PDBにそれぞれ作成している等) これは、管理するという点でコストがかかります。 データの変更があった場合、PDBの数分変更作業をしなければいけませんし、変更し忘れるという事態も考えられます。 仮にPDBが50個あったら、ミスなく、短時間で変更作業ができるでしょうか? アプリケーションコンテナでは、共通部分をアプリケーションルートで管理することにより、 一か所だけ変更すればアプリケーションコンテナにプラグされている全PDBに反映させることができるのでコストの削減が期待できます。 ・・・ここまでが私が調べた内容です。 今まで使ったことがない機能なので、この機会にじっくり勉強してみたいと思います。 ーアプリケーションコンテナの作成ー 通常のPDB作成の構文に加えて、「 AS APPLICATION CONTAINER 句」を使用することでアプリケーションコンテナとして作成できます。実際に実行してみると、すぐに作成完了しました。 ー作成したアプリケーションコンテナの確認ー 作成したアプリケーションコンテナの状態を確認したいと思います。 この情報だと、普通のPDBのように見えますね。 APDBに接続して、詳細をチェックします。 上記のSQL文を実行すると、まずPDBではないことが確認できます。 また、アプリケーションルートがYESになっているので、正常に作成できているようです。 ーまとめー 使ったことがない機能だったので、正常に作成できるか心配でしたが、作成そのものは簡単にできました。 次回は実際にアプリケーションコンテナにPDBを作ったり、共通部分をどのようにルートへ吸い上げるかを確認していきたいと思います。 それでは、今回はここまで。 次回をお楽しみに! |