技術情報2022/11/17
今回は、設計に関係するお役立ち情報を共有したいと思います。
テーマは『ピロー形ユニット』についてです。
下図が代表的な ピロー型ユニットの図です。
着目する部分は、 型番の下2桁の番号を5倍すると軸径を表していることです。
例)UCP206 の場合
6×5=30 (※06は6と省略)
求めた値が 軸径を意味します。
この法則を知っていると、便利ですね。
筆者が、経験した一例を紹介します。
軸受けを伴ったロール改造の依頼相談でした。
既存の図面が無く現地確認をする必要がありました。
現地に行って、現物を見ると、型番が読み取れました。
そこから、軸径を推測することが出来ました。
その反対に、軸径が解っていれば、ピロー形ユニットの型番を推測することも出来る
訳です。
この様に、その場で推測できるだけで、設計の効率に役立てられると思います。
この法則を是非覚えておきましょう!
今回のお役立ち情報は、以上となります。
次回も新しい情報を発信していきますので、お楽しみください。
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