BLOG2024/06/28
MIRAIZの皆さん、
こんにちは!
大連天道 賀琳です。
2023-2024年度の「美しく住みやすい10大都市」に、大連市が北方の都市として唯一選ばれました。
大連市は住民の生活の質が高く、満足度も非常に高いと評価されています。
他の8都市は華東地域以南に位置し、緯度では日本の福岡市以南に相当します。
「美しく住みやすい10大都市」の最新データ(2023-2024)発表イベントが5月21日に四川省の成都市で行われ、広州(広東省)、大連(遼寧省)、合肥(安徽省)、成都(四川省)、昆明(雲南省)、宜賓(四川省)、威海(山東省)、常州(江蘇省)、厦門(福建省)、湖州(浙江省)の10都市が選ばれた。
今回「美しく住みやすい都市」に選ばれた10都市のうち、日中間の定期便が頻繁に運航され、
さらに在外公館のほか、日本貿易振興機構が拠点を置くのは広州と大連のみとなります。
また、山東省は「華東6省1市」に区分されることから、大連は北方省から選ばれた唯一の都市だといえます。
報道によると、今回の選考結果には文化伝承と文化市場建設という視点が加わり、都市満足度の評価体系がさらに細分化されました。
大連は20以上の指標で全国平均を上回り、特に水質・空気質、就業環境、公共体育サービス、都市イメージの項目で高いスコアを挙げました。
大連市民の幸福感は全国平均を12ポイント上回り、特に26歳から35歳の若年層での幸福感が62.75%に達しているのも特徴的です。
大連を実際に訪れた人なら、「海蛎子味」という呼称に示されるように、
多様な文化を包含した独特な都市風土が形成されていることを容易に実感できるでしょう。
大連の地下鉄ホームでは、中国語、英語、日本語、ロシア語、韓国語の5か国語の案内放送が流れています。
一方、100年以上の歴史を持つ路面電車が、依然として都市の重要な交通システムとして機能しています。
公共交通機関さえも街のシンボルとなる大連は、美しい海岸線と多くの港湾を擁し、
漁業や海洋観光が盛んな都市として再び注目を浴びています。
サッカーはもとよりスポーツが盛んなことも、この都市の豊かさを象徴しています。
「美しく住みやすい都市」に選ばれたことにより、GDPのランキングでは測ることのできない大連市の潜在力が明らかになります。 |