技術情報2023/05/11
関東の製鉄所にてエネルギー工場のシールポット設置に伴う設計のご依頼を対応しました。
今回は弊社から現場へは調査に行かず、お客様が撮影した3D点群データを元に設計を行いました。
点群データの中で寸法測定や取り合いの確認を行い、2D-CAD(CADSUPER)にて図面化をしました。
点群データを活かして計画設計や配管ルートを決定ができることは、
お客様、弊社双方にとってメリットが大きいです。
弊社担当が直接現場に立ち入ることなく現場データを確認することができることは、
お客様にとって安全配慮面での負担軽減、またコスト面での負担も軽くすることができます。
また弊社にとっても机上で現場調査ができることは、採寸や取合いの正確性を高められることや
納期までの時間短縮など、効率や品質を高められることに繋がります。
ちなみにシールポットとは、
水等の液体で蓋をして、大気圧近くに圧力を維持し、
且つ外部に有害なガスを放出しない様にする水封装置です。
MIRAIZは、3Dレーザースキャンと連携して安全かつ迅速に既存設備を測定し、
様々な設計要望にお応えできる体制を実現しております。
TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
設計事業グループ/田中 |