技術情報2024/04/04
東日本の製鉄関連設備でポンプ廻りデッキ更新のご依頼です。
今回ご依頼頂いた内容は、現状のポンプをメンテナンスする為、現仮設デッキを本設デッキに更新をする
ものとなります。
今回設計に当たり何点かの問題あります。
① 対象となる既設図面が無い。
② 仮設デッキが腐食している為、直接測定できない
上記を踏まえ3D測定を行う事になりました。測定したい所に近寄れない、高所で測れないなど
そのような所でも測定が可能になります。
3D測定で得られた点群データを使い寸法測定し2D図面を作成していくのが通常と言いますか、
今までの方法でした。
点と点の測定になり、何度か測定していくと同じポイントで測れず値にバラつきが生じてしまいます。
そこで今回は、点群データの対象物に直接線を引くことが出来る機能を使いました。
線を引くことにより点で測定せず線で測定できるので寸法誤差を最小限にすることが可能です。
尚、このアウトラインで作成した線はCADデータ(DXF)としてアウトプットすることが可能です。
線と線の測定なので測る度にポイントが違うという事もなく手間も省け測定も楽で誤差も最小限に抑える事が
できます。
この様にMIRAIZは、如何に時間を掛けず正確な設計・図面作成できるよう様々な設計要望にお応えできる
体制を整えておりますのでお気軽にお声掛け下さい。
設計事業グループ/深澤
TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
|