1. TOP
  2. INFOMATION(お知らせ/新着情報)
  3. 感謝とお礼を

INFOMATION(お知らせ/新着情報)

感謝とお礼を

感謝とお礼をイメージ BLOG2023/03/28

会長 マサキです。
シバヤマさんから、最近印象に残ったフレーズはありますかとの問いに答えます。それは、リエゾン 心の診療所というドラマでADHDASDSLDの子供の心の病の物語で、その最終回のことが深く印象付けられましたので書きます。「あなたにしかできないものがある。それを育てて生きていこう」とても素敵な言葉として残っています。

話は変わりますが、前回、私のブログが選ばれたことに感動をしたことを覚えています。私のたわいもない言葉を、胸に受け止めてくれた社員のみんなをとても嬉しく思います。そして今日会社に来て、何気なくプランターを見ると咲き誇るネモフィラが目に入り、私は人知れぬ感動を覚えました。このネモフィラを育ててくれた人がいて、その成長を見守ってくれる人がいてくれる。そのことだけで十分幸せな気持ちになることができました。かつて茨城県のひたち海浜公園に家族で行った時のことです。今年100歳になった義母が公園いっぱいにネモフィラの花が咲いているのを見て、とてもうれしそうに、楽しそうに散歩したことを思い出しました。今は施設で生活をする彼女の元気な頃を思い浮かべ胸が熱くなるのを覚えました。プランターに咲き誇るネモフィラから、日ごろ忘れかけていた懐かしい記憶を思い出させてくれました。ありがたいことですね。

 

会社を設立して、いきなり最初の仕事で不渡りを食らい日々の生活の確保と、仕事の確保だけが私の生きている役位割だと信じて、暮らしていた時のことを思い出しました。20代での不渡りは苦痛以外の何物でもありませんでした。ある日妻と、昼休みの散歩をしていた時のことです。春の日差しの中で「菫の花が咲いているよ。とてもかわいいね」と彼女の声に、花の美しさやかわいらしさなどまったく目に入らなかった私が、ふとそこに目をやると、春の花が咲いていて「何の苦労もなくて、こいつは幸せな奴だな」とぐらいにしか思いませんでした。今それを考えると、日々の生活に追いまくられていた私を和ますための、ゆとりのない私を見かねての優しさだったのでしょう。

若い皆さんには、私がそうだったように、庭に咲く花よりもたくさんやることがあって、目に入らなかったり、気づきもしないかもしれませんけれど、案外幸せってやつはそんなことの中にあるかもしれないと思っています。

もう一つ感動したことがありました。今回の正友会のいちご狩りに57名もの社員が参加してくれたこと。そして、その家族の子供たちを知ることができたこと。多くの皆さんたちとお話しできたこと。子供達との会話の中に、それぞれの家庭の姿を垣間見ることができました。「10歳だった子供が10年経てば20歳になって、立派な若者になること」こんな何気ない気づきの中に、生活の中に改めて感動を覚えた私でした。

プランターのネモフィラから、広がっていく感動の灯に、明かりがともったことを、育ててくれた人に伝えたくて、感謝とお礼を伝えたくて、書かせてもらいました。

次回投稿者、アリサさんへの質問です。帰化してからの日本はどうですか?

pagetop