技術情報2023/03/29
測定/撮影規模(目安): 約10m×10m 作業員数: 2名 作業期間: 測定作業 約3時間 使用機材: Leica RTC360 使用ソフト:Cyclone REGISTER 360、Infipoints、AutoCAD
今回は、溶銑を受ける為の設備の3Dレーザー測定を実施いたしました。 依頼内容は、「設備の一部を取り換えるため、変形度合いを確認したい」とのことでした。 変形した状態を測定するには設備全体を測定する必要があると判断しました。 設備上面も測定する必要があったのですが設備を囲う様なデッキがないため、少し離れた周辺のデッキや歩廊などに移動して設備上面を測定いたしました。 3Dレーザー測定は物体の表面をデータとして取得しますので、見えていないところは (例えば、人が地上にたった場合で見た自販機の天板上面など)データの取得が出来ない ため、見える所に移動して測定器を設置する必要があります。 測定後の合成データは変形の確認と部品取替えをする部分作成の解析を行う為のデータとして、納品いたしました。
3Dスキャン測定は、小さな設備から大規模なプラントまで様々なニーズに対応しています。
非接触型の3Dレーザースキャナ―を用いて測定を行います。 取得したデータはX、Y、Z情報を持つ点の集まりで点群と呼ばれます。 点群データ編集(合成)を行うことにより、現場をリアルに再現出来ます。
目的に合わせた成果物を作成します。 また、点群データを使ったシミュレーションや3Dモデリング作成も行います。
現地調査(空間設備3Dデジタル化ソリューション)業務
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