技術情報2023/06/09
測定/撮影規模(目安): 約1m×2.5m×4 作業員数: 2名 作業期間: 測定作業 約2時間 使用機材: Leica RTC360 使用ソフト:Cyclone REGISTER 360、Infipoints、AutoCAD
今回、分離装置と分離装置ケーシングの3Dレーザー測定を実施いたしました。 「分離装置と新しくしたケーシング(内側)が干渉してしまい使用することが出来ない」とのことでした。 測定は、干渉が起こっている新設ケーシング(内側)と分離装置、干渉が起こっていない既設ケーシング(内側)と分離装置の測定を行い、違いを確認することにしました。 先ず、分離装置と既設ケーシングの3DCADモデルを図面より作成し、測定した新設ケーシングのデータに出来上がった既設ケーシングの3DCADモデルを取込んで、新設と既設ケーシングの違いを確認しました。 差異のある箇所については計測寸法を出し、既設と新設ケーシングの違いが見える様にして依頼者へデータを納品いたしました。 この様に3Dレーザー測定と3DCADモデルを活用し、図面と現物の違いを確認することも可能です。
3Dスキャン測定は、小さな設備から大規模なプラントまで様々なニーズに対応しています。
非接触型の3Dレーザースキャナ―を用いて測定を行います。 取得したデータはX、Y、Z情報を持つ点の集まりで点群と呼ばれます。 点群データ編集(合成)を行うことにより、現場をリアルに再現出来ます。
目的に合わせた成果物を作成します。 また、点群データを使ったシミュレーションや3Dモデリング作成も行います。
現地調査(空間設備3Dデジタル化ソリューション)業務
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