技術情報2022/03/24
千葉県内の製鉄所にて 化学プラントの配管改造に伴う設計 のご依頼に対応しました。
既に配管が入り組んでいる現場で新設配管のルートを見つける必要があります。
ただ配管のためのスペースを見つければ良いだけではなく、配管サポートを意識したルート決めが重要になります。
これを現場で決め、作図に必要な情報を収集するには多くの時間が必要です。
現場立ち入りの手続きや私共の調査中に帯同して頂くお客様の手間などを考慮し、
手作業による測定ではなく、3Dレーザースキャンを活用することにしました。
結果、1日の3D測定のみで現場調査を完了することができました。
取得した点群データは、点群処理ソフト「InfiPoints」で編集処理を行い、
設計自体は2D-CADソフトで図面化を行いました。
これにより、机上で 施工性に配慮した配管ルートやサポート形状を決めることができるため、
効率よく正確な設計を行うことができました。
MIRAIZは、3Dレーザースキャンと連携して安全かつ迅速に既存設備を測定し、
様々な設計要望にお応えできる体制を実現しております。
TECHNICAL ENGINEERING GROUP(設計事業グループ)
設計事業グループ/石川 |