技術情報2022/12/08
・測定/撮影規模(目安): 全配管長 約200m ・作業員数: 2名 ・作業期間: 測定作業 約7時間(雨天の為、一時中断含む) ・使用機材: Leica RTC360
今回、ユーティリティ配管の移設を行うとのことで3Dレーザー測定を実施いたしました。 依頼内容は、「配管移設のための配管ルート検討を行いたい。複数の配管ルート検討が出来る様に測定をお願いしたい。」とのことでした。 また、配管が高所のために人の手で配管やサポート、架構を計測して行くのは、足場の架設をしないと現状では困難なため依頼をいただきました。 現状の配管ルートを測定しながら、想定している配管ルートの他に現場で別の配管ルートと成りえる可能性がある範囲を確認しながら、 測定途中で雨天となり、雨が上がるまで測定作業を一時中断させていただきました。 なぜかと言いますと3Dレーザー測定ですが、雨天では照射および反射したレーザーが雨により屈曲してしまいデータ取得が上手くいかない恐れがあるためです。 (データ取得方法は【3Dスキャン測定】の「3Dレーザースキャン」をご覧ください。) 雨が弱まり測定に影響がないと判断した後、無事に測定作業を終了いたしました。
3Dレーザー測定は、小さな設備から大規模なプラントまで様々なニーズに対応しています。
非接触型の3Dレーザースキャナ―を用いて測定を行います。 取得したデータはX、Y、Z情報を持つ点の集まりで点群と呼ばれます。 点群データ編集(合成)を行うことにより、現場をリアルに再現出来ます。
目的に合わせた成果物を作成します。 また、点群データを使ったシミュレーションや3Dモデリング作成も行います。
現地調査(空間設備3Dデジタル化ソリューション)業務
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