BLOG2024/08/09
園芸係の岡田です。
毎日、嫌になるくらい暑いです!
汗だくで会社に到着してプランターを見ると、ペチュニアがたくさん花をつけています。
自然と目尻が下がって、よしよし・・・今日もかわいいねぇ、とにやつく自分がいます。
この子なんかは、こっちを見て!と声をあげているようです。
そんな中、新しい花がやってきました!
はじめて見たとき、これまた思わず、どこから来たの~!?と声を掛けてしまいました。
タグを見ると、名前は「ミソハギ」。
萩か~、秋の花だ!
・・・と思ったのですが、調べてみると萩とは異なるものでした。
萩はマメ科ハギ属。ミソハギはミソハギ科ミソハギ属。
別物でした・・・
ミソハギは本来、日本全土の田んぼの畔などに自然に生えている花。
お盆に仏花として供えることが多いことから「盆花(ぼんばな)」「精霊花(しょうりょうばな)」と呼ばれることがあるそうです。
ミソハギの名前の由来は諸説あるとのことですが、私が一番しっくりきたのは、
「禊(みそぎ)」に使われていたからというものです。
厄や穢れを払う儀式とされる禊(みそぎ)やお清めのときに
ミソハギに水を含ませて振ったことから「禊萩(みそはぎ)」となったと言われています。
もうすぐ8月盆。
ご先祖様や亡くなった方を供養するのにもよく使われるというこのミソハギ。
帰省したらお墓参りに行こうと思いました。
8月7日に立秋を迎え、暦上はすでに秋。
実際には今が一番暑い時期でしょうが、萩が咲く秋を楽しみに、この夏の暑さを潔く甘受しようと思います。 |