BLOG2023/12/15
こんにちは。
園芸係の岡田です。
気が付けば12月も半分が過ぎようとしています。
2023年も残りわずか。巷は今、クリスマスムード一色でしょうか?
12月13日、ネモフィラの芽、出た!?これ雑草じゃないよね!
すみません、さかのぼってご説明します・・・
昨年に続き、ネモフィラを植えました。昨年との違いを挙げてみます。
① 購入した種ではなく収穫した種
② 新品の土ではなくリサイクルした土
③ 種まきの時期が1か月ほど遅い
① 購入した種ではなく収穫した種
今年の春に花が咲いた後、種を収穫して保管していました。
昨年は購入した種を袋から出したとき、その少なさにびっくりしましたが、収穫した種はたっぷりあります!
種を見ていると夢が膨らみます。芽、出るかな!花、咲くかな!
② 新品の土ではなくリサイクルした土
プランター栽培も1年を経て、昨年始めたときは何もかも新品だったものが2巡目のサイクルに入りました。種や球根も、そして土も。
季節が変わるごとに、それまで咲いていたものは枯れていきます。
実った種は収穫し、枯れてしまった本体は引き抜き、プランターに残った土はリサイクル。
土はふるいにかけて根を取り除き、新しい土を混ぜて再利用します。
この作業はかなりの重労働!いつも社長が担当してくださっています。
ありがとうございます!
種と土がそろったところで種まき。
③ 種まきの時期が1か月ほど遅い
今年は夏の暑さがしつこく残り、夏の花の寿命が長かったこともあり、種まきの時期がずるずると遅れてしまいました。
昨年の種まきが10月22日。今年は11月25日。約1か月遅れです。
ネモフィラの発芽適温は20℃。
この時期、さすがに20℃に届く日はまれです。さてさて、芽出るかな?かなり不安・・・
1週間、2週間と過ぎ、変化がないプランターを見守ること2週間と4日。
見つけました!これ、ネモフィラ!だよね!
昨年は1週間で芽が出たところ、だいぶ時間がかかりました・・・やれやれ。
茶色の土の上でピカピカと光を放つような緑の芽。
やせっぽちで小さい芽が、これからの寒さの中でどれだけ育つだろうと思いますが、見守ることしかできません。
本来ネモフィラは、こぼれ種から育つほどのたくましい植物。
9月末に植えたビオラのプランターには、ビオラの葉をかき分けるようにネモフィラが発芽!
ビオラを植える時に使ったリサイクルした土に、ネモフィラの種が混じっていたのでしょう。
せっかく出てきてくれたのだからと思い、そ~っとポットに移っていただきました。
今のところ、元気そうにしているものと、しょんぼりしてしまったものと半々くらいでしょうか。
12月・1月・2月・3月・・・こうして数えると春は遠く。
でも、年が明ければ、驚くほど早く春を感じるのでしょう。
もし、来年の春、このネモフィラ達が無事に花を咲かせたならば、昨年春に開花を発見した時以上に嬉しいだろうなと思います。
小さくて不格好でも、一輪しか咲かなくても、きっと嬉しくて仕方ないだろうな、昨年とはまた違う格別の喜びだろうなと思うのです。
どうなるにしろ、種はまかれました!
これから春まで、また一喜一憂の繰り返しであることは間違いありません! |