BLOG2024/07/31
園芸係の岡田です。
なんでしょう、この暑さ!
人間にとっても植物・動物にとっても、等しく過酷なこの暑さ。
あまりの暑さにげんなりとした気持ちになりますが、植物や動物は人間より強くたくましく思えます!
MIRAIZにやってくるおサルさん。この暑さの中でも相変わらず元気なようです。
ヒメシャラとその根元の露地がお気に入りで、枝を折ったり掘り起こしたり、来訪の痕跡を残していきます。
最近では、あ~また来たんだな!と苦笑いしか浮かびません。
ペチュニアが切り戻しから復活してきたので、エントランスに出しました。
2年目の種だからか、花が昨年より一回り小さく思えますが、思ったより咲いてくれているという印象です。
せっかくだからおサルさんも愛でてくれればなあ・・・と思います。
おサルさん、花は摘まないで!どうか荒らさないで!
暑さに弱いのが、サントリーのサマーミスト。
水が切れると、あっという間にぐったりとしおれてしまいます。
でも・・・慌てて水をあげると、びっくりするくらいしゃきっと元気を取り戻します。
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なんて素直な反応!と嬉しくなります。
カンカン照りのアスファルトの上で日々過ごす花達。
すごい生命力と適応力だと感心してしまいます。
そしてこの暑さの中で花開いた宿根草があります。名をエキノプス。
植えた当初はアザミのようなぎざぎざの葉っぱだけでしたが、ぐんぐん伸びて、てっぺんにいがいがの丸いものが。
ネギ坊主みたい・・・
エキノプスは「ハリネズミに似る」というギリシャ語からきているそうです。
たしかにハリネズミのようにも見えます・・・
和名の別名は「ルリタマアザミ」。
瑠璃色の玉なんてとても素敵な名前です。
そんなエキノプスのイガイガが花開くと、星いっぱいの花火のようになりました。
紫のような青のような色合いが涼し気です。
4月末に露地に植えたきり、ほとんど水もあげずにほったらかしにしていた宿根草。
自分では動くこともできず、水は天水に頼るしかなく、植えられたところで根を張って頑張ったんだな・・・
お世話を放棄していた園芸係としては、頭が下がる思いです。
生きるものに等しく厳しい昨今の夏の暑さ。
人間は動物や植物ほどたくましくなり得ないかもしれませんが、工夫して、対策して、
上手にこの暑さを乗り越えていければなと思います! |