BLOG2022/08/04
皆さんこんにちは MIRAIZ株式会社、情報処理安全確保支援士の重田です。 今回はアプリケーションコンテナで作成できる、アプリケーション・シードの作成をしてみたいと思います。 ※・ブログ内で記載されている内容を実行する場合は動作確認をし、自己責任の上で行ってください。 ・当社は、当サイトのご利用によって生じたソフトウェアまたはハードウェア上のトラブルやその他の損害について責任を負いません。 ・当サイトの情報は、予告または通知なしに更新または中止されることがあります。 目次 ・アプリケーション・シードとは ・アプリケーション・シードの作成 ・まとめ ーアプリケーション・シードとはー CDB$ROOTのアプリケーションコンテナ版という位置付けのようです。 これを作成しておくことで、新しくアプリケーションコンテナ内でPDBを作成する時の参照元を切り替えて、 アプリケーションに対応した構成や設定を柔軟に指定できるようになるようです。 この部分については、調べてもあまり情報が見つからなかったので、じっくり調査していきたいと思います。 ーアプリケーション・シードの作成ー まず、READ WRITE状態のアプリケーションコンテナに接続し、AS SEED句を指定してアプリケーション・シードを作成します。 作成に成功したら、今度はアプリケーションコンテナとの同期をするため、 SYNC句を使用して同期を実行します。 その後、読取専用でSEEDをOPENすれば、作成完了です。 ーまとめー 通常のCDB$ROOTと似た部分が多く、アプリケーションコンテナ内で作成するPDBの参照元にできるので使い方次第ではPDBの作成、構築が簡単になるのではないでしょうか。うまく使いこなせるようにしたいです。 それでは、今回はここまで。 次回をお楽しみに! |