技術情報2023/01/26
今回は、機械設計に関するお役立ち情報を共有します。
テーマは『ローラチェーン』に関係するお話です。
まずローラチェーンの略図とピッチ寸法の一覧です。
呼び番号と ピッチ寸法には、相関性があります。
例に挙げた 呼び80でみるとピッチが25.4mm (=1インチ)となっています。
この法則で例えば 呼び160のピッチを考えると
25.4mm×160/80=50.8mm となるわけです。
次にローラチェンを使った部品を紹介します。
ローラチェーン軸継手です。
下図にローラチェン軸継手の略図と 呼び番号と内部のチェーンリンク数を表しました。
例えば 呼び 8018 の意味は
ローラチェン番数=80 リンク数=18 を意味しています。
この法則を知っていると チェーンの周長が求める事もできます。
その周長を円周率で割ると凡その大きさをイメージすることもできる訳です。
筆者も、この知識を知っていたおかげで、現場で役に立った経験があります。
この様に、小さな知識かも知れませんが、設計の効率化に繋げられると思います。
是非覚えておきましょう!
今回のお役立ち情報は、以上となります。
次回も新しい情報を発信していきますので、お楽しみください。
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設計事業グループ/北村 |